アルミ青銅は意外にも身近なものに使われている金属材料

アルミ青銅という金属は知らなくても鉄はご存知でしょうか

金属加工をする

金属材料と言えば、まず、一番に思い浮かぶのは鉄です。なかなかアルミ青銅を思い起こすのは難しいでしょう。普通、鉄と言うと、すぐに思い浮かぶのは家具に使われているパイプなどの鉄、橋梁なんかに使われている構造用の鉄、鉄なべや、薬缶なんかに使われている家庭用の鉄です。でも、これらの鉄は、それぞれ、全く違う顔を持っているというのはあまり知られていません。鉄は具体的にどのような別の顔を持っているのでしょうか。

鉄は、小さく切った鉄の試料の一面を細かい研磨紙やバフと言う布で磨き上げて、表面が鏡のようになるまで、ピカピカにします。そのピカピカの面をかなり強い酸の液に漬けて表面を腐食させます。これをエッチングと言います。エッチングされた鉄の表面は微妙に凹凸が形成され、これを金属顕微鏡で見ると鉄の違う部分、知らなかった部分が見えてきます。アルミ青銅を見るのも同じ手法を使います。

こうやってみられるようになった鉄で金属材料として一番古くから利用されるようになったのは家庭で使われる鍋や釜に使われる鋳鉄です。この鋳鉄を見ると、鉄の中にたくさんの黒鉛が散らばっています。この、黒鉛のおかげで鋳鉄は鉄の中でも一番柔らかく、切断したり削ったりする加工も容易です。このように、完成されたものではなく、もっとその前の過程で顕微鏡を使ってみてみると、想像とは違う金属材料の一面が見えてくるかもしれません。

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